空騒ぎでも、やっぱり夢はあって欲しいブラッドベリの小説か何かで、「この家のどこかに宝物が隠されている」という話を子供の時に聞かされ、その宝が本当にあるかどうかとは関係なく、その話のおかげで家が不思議に光り輝いていた、みたいな話があった。

カネゴンは睡眠中に夢を見ないので何をか況やであるが、「夢」というのは果たして「現実」と対立する概念なのだろうか。もうちょっと考えてからまた書くが、こういうものを単純な二者闘争みたいなふうに捉えないほうがきっと面白そう。「すべては定義次第」というふうに考えるようになってからなおさらそう思う。自分への宿題とする。