欧米人が感じる異国情緒というとカネゴン思い出すのは、『チベットの山奥のラマ僧と、川の流れでカラカラと回転し続ける、ありがたいお経の入った魔よけ』というイメージを、東洋っぽさを表すものとして頻々と映画や小説で見かけるのだ。しかも19世紀あたりから現代まで。一体誰がこんなイメージを供給し続けているのだろうか。謎。