小泉内閣は、何であんなに「メディア上手」なのだろう(「床上手」のニュアンスで)。歴代内閣があまりにメディア音痴だったといえばそれまでだが。新聞と民放はともかく、壮年読者をターゲットにしたそこらの週刊誌までイメージの拡散に努める結果となっている。内閣がほぼ全員カメラ目線というのはどことなく不思議な感じ。いい意味で、ほんとにいい意味でNSDAPに並ぶメディア上手なり。意外に米国の方が今時流行らない「商品名連呼」に近く、ネクタイや喋り方への気遣い程度の手管をメディア戦略と呼ぶのはどうかと思う【政治語るかおれカネゴンは】。