Yahoo!ADSLが「あけてくれ」にも波紋を呼んでいる。Yahoo!の後ろに控えているソフトバンクが糸を引いていることは間違いあるまい。米国との通信コストの差はほぼ埋まったようだが、ISDNDSLに先行投資した死屍累々はどうなるのやら。昔のパソコンとかなら、初物買いはノウハウの先行蓄積という意味も(無理やり)あったが、昨今のDSLの場合、ただ安いだけでノウハウの蓄積うんぬんとあまり関係が無く、先行投資の痛みは大きく、なかなか「山本さん」のような冷静な判断は下せない。一方、道路と違い、関所まがいの回線問屋はいつ後発の技術でひっくり返されるかわかったものではない。死して屍拾うものなし。