4/16の日記に書いた「特殊なキーボード アタッチメント」について、巨大フジ隊員の知人のIsana(リンクも名前も間違ってたみたいです。すみません)さんからタレコミをいただく。「Rapian」が正解でした。まっことありがたいことです。

今ではホールトーンというどちらかというとそっけない名前に変わったらしい。Rapianだとレイプを連想させてしまうのだろうか。

そのRapianが出た当時、こういう群論みたいな対称性の高いものが大好きなカネゴンは店頭でものすごく考えた上で購入をあきらめた。やはり普通のキーボードが弾けなくなってしまうのは痛い。ついでに言うと、Rapianでグリッサンドすると普通のキーボードの数倍痛い。Googleで検索して3件しか出なかったのが涙を誘う。ギターならまだしも、巨匠のようにピアノを運搬してもらえないカネゴンには完全に不向き【持っとらんだろおれカネゴン】。

かのTRONプロジェクトが開始されたとき、TRONキーボードに激しい拒絶反応が出たことを覚えている。あのせいでB-TRONが成功しなかったとよく言われていたけど、本当のところ開発者を惹きつけることに失敗したのが敗因だったのかもしれない(貿易摩擦で米国につぶされたという理不尽な仕打ちもあったけど)。かように、インターフェイスの変更は痛みを伴う改革になるということか。

そう言えばカネゴンも職場で使用している某社のNatural Keyboardはどう見てもTRONキーボードそのまんまだけど、スーパー301条の結果がこれとは。「自由競争」とは勝者がその場でルールを作りながら一方的に進める麻雀みたいなものだろうか。