柳澤公夫の「ディーノ」という漫画で、銀行の出世競争から脱落したディーノが窓もエアコンもないない「懲罰部屋」に閉じ込められ、上半身裸で汗びっしょりになりながら来る日も来る日も小銭を数えさせられるというシーンがあった。あのシーンがあまりに現実離れしているせいかカネゴンにとってはおかしくてたまらず、こうしている今も吹き出してしまいそう。「懲罰部屋」のイメージはあれで確定したと言ってもいい。カネゴンは幸か不幸か「懲罰部屋」があるような大きな企業にいたことはないのだけど、もしいたら真逆様に墜落していたかもしれない【洒落にならんぞおれカネゴン】。