リーフェンシュタール監督の新作ファシズムを上回る「快感」をこれまで誰も開発することができなかったという点で、彼女の仕事は文句なしに歴史に残る。かつて「オリンピア」や「意志の勝利」などで世界中の(精神的に)恵まれない青少年の股間を熱くした彼女ではあるけれど(出演したわけではないです)、100才ともなると賞味期限切れが心配。「色気と欲は灰になるまで」という諺を思い出してしまった。