禁煙したせいか、突然派手に夢を見るようになる【昨晩吸ったろおれカネゴン】。カネゴンが夢を見るのは極めて珍しいので書いておく:

帰り道にSARSの予防注射をやっているのを見かけ、面白そうなのでその病院に冷やかしで入る。説明会でカネゴンはよそ見をした上部屋の外をうろうろし、肝心な注意を聞きそびれてしまう。何かすごく大事なことを説明していたらしい。しかも戻ってきたらカネゴン一人を残すばかり。スタッフはこれから昼食を取らないといけないにもかかわらず、いやな顔一つせずに注射を打ってくれ、極めて申し訳ない気持ちに。注射は一風変わっていて、極太の針の反対側には巨大で透明なバケツがついていて、そこに大量の薬剤を放り込んでバケツをぐるぐる回転させ、一気に流し込む。しかも注射を打たれたのは首の後ろで、脊髄が傷つきそうでカネゴン一瞬恐怖するも、痛みがまったくないのですぐ安心する。冷んやりした薬剤が物凄い音をたててカネゴンの中空の体内を伝い、足の方から充満する感覚が忘れられない。その後、薬が効くまで医者やスタッフがカネゴンに人形劇を上演してくれたところで目が醒める。夢慣れしていないせいか、ついうっかり「今日は風呂に入れないな」と起きてからもしばらく信じ込んでいた【聞きとうないわおれカネゴン】。