そのブライアン・イーノは確か、曲作りに行き詰まったときにオブリーク・ストラテジーズとかいうカードを引いて何がしかのヒントにしていた(この名前自体すっかり忘れていた)。今調べると既にJava版Oblique Strategiesがあった。「一日一回しかカードを引いてはならない」みたいな妙な制限があったような気がする。他にもいろいろある。

たぶんこういうツールは、それに書かれていること自体には大した意味はなく、どちらかというと、偶然に頼ることによって考えオチみたいなありきたりな結論を回避するためのものなのだろう【もっともらしくおれカネゴン】。とかく頭のいい人が出す結論は予測どおりで面白くなかったりすることがあるからだろう。偶然を使用しているのは、誰のせいにもしないためなのだろう。カネゴンに必要なのは普通に考えて普通に結論を出すことなので【それができないおれカネゴン】、このカードを使う機会は当分なさそう。