何かで読み齧ったのだけど、中国では、いわゆる「気」は概念みたいなうすらぼんやりしたものではなく、実体のある物質そのものと考えられていたらしい。それが本当かどうかはどうでもいいのだけど、これは考えようによっては、概念上にしか存在しないと考えられているものごとであっても、角度を変えればそれが物質として存在していると見なせるのではないだろうか【のんしゃらんとはおれカネゴン】。また、以前は概念上のものでしかなかったものが、後の世になって実際に発見されるという例もある。「素粒子」などはその最たるものかもしれない。

ところで、男性が年を経るに従って発現するいわゆる「オヤジ臭い行動パターン」みたいなものには、その根源となる成分があると考えることはできないだろうか【誰もせんずらおれカネゴン】。何の根拠もないカネゴン仮説によれば、これは歯槽膿漏罹患率と有意に相関しているような気がしてならない【言うだけならばおれカネゴン】。カネゴンが観察した限りでは、中年になってもさっぱりさわやかでありつづける男性に口の臭い人を見かけたことがないため。歯槽膿漏が進行すると細菌が血流に乗って全身を駆け巡り、動脈の内側に歯垢と同じ成分がこびりついて心臓疾患やその他の病気の誘引になるという怖い報告があるけれど、それらの病気に対抗するために顔面や心を分厚くリフォーメーションし鉄面皮になるという防御反応の結果がそれだったりしたら。

こうやって自分で自分を脅しつければもっとまめに歯を磨けるようになるのではないかと【不精極まるおれカネゴン】。