初めてドアーズを(市販のテープで)ちゃんと聴いてのけぞる。プラスチックスも裸足で逃げ出すほどサウンドが安っぽいのに、何だかかっこいい【安いが一番おれカネゴン】。ときどき「もう堪忍して!」という気持ちになるぐらいとことんチープな一瞬があるのに。かっこいいとされるサウンド要素を集めて積分したらなぜかゼロになる現象があるけれど、それとは逆にガラクタを集めて積分して宝にしたような感じ。カネゴンはバンドで何度もコピーしているのにちっともそういうことに気付いていなかったので、要するに何もわかっていませんでした【耳の掃除をおれカネゴン】。