額に油汗をかきながら、歯医者でやっと金属を外し終る【四六のガマのおれカネゴン】。笑気ガスは結局使わず。歯髄にかなり近付いているとのことで、案の定久しぶりに歯がしくしく痛み出す。まだ麻酔も醒め切っていないというのに。もしかすると神経とおさらばしないといけないのだろうか。うう。

今回治療している箇所(右のやや奥の歯)は、乳歯のときから虫歯だったために特に様々な責苦を受けた場所で、それだけに他の歯を治療するときより敏感になってしまうのだけど、今になってこの痛さが何だかなつかしくもある。

カネゴンが繭(高校)の頃、上の奥歯が並んでいる内側に臼歯が一本生えてしまい、舌に当たって困っていたことがある。結局抜歯したのだけど、臼歯だけに巨大な穴が開いてしまい、肉で表面が塞がった後も長らくその下にある骨には丸い穴が開いたままだった。今触ってみると少しだけ穴が狭くなっているような気がしないでもない。