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資本主義のデメリットを打ち消すうまい方法はどこかにないものか【小手先技のおれカネゴン】。昨日引用した資本主義は気持ち悪いでも「いったん『痛い状態』になることで、迅速にゆり戻しが起こって、よりよい状態にさっさと移行する」とまとめられていたけど、資本主義の本質は「変化」にあるということなのかもしれない。それなら変化を邪魔する要素をどしどし排除してみれば究極の資本主義が誕生し、名誉白人として華々しく表彰してもらえるだろうか。
もしかすると、こうした変化が富裕層と貧困層で同じように起きないというのが問題なのかもしれない。所得の再分配のようなかったるい作業を待っていられないので、一度国民全員が椅子取りゲームの要領で家と居住地をごっそり取り替えてはどうだろう【とっくに皆はおれカネゴン】。うまくすると何かのはずみで人口ピラミッドが三角形になるかもしれない。
あるいは、生まれた子供は漏れなくいったん保健所で引き取って、椅子取りゲームの要領で適当に入れ替えてから返すという風にしたら、世代間の不公平感を解消できるだろうか【シェキナベイベーおれカネゴン】。赤ちゃんの色が違ってても顔で笑って心で泣いて耐えるよりなし。
もしかするとこれは、「安定」と「変化」を同時に求めようというなのだろうか。食べてやせようとするのと同じで、真っ向から対立するこれらを成り立たせることができるだろうか。
