麻雀劇画を見る限り、ギャンブルには明文化されていないルールがいろいろある【勝てもせんのにおれカネゴン】。イカサマひとつとってもとりあえずこのぐらいありそう:

  • ルールに明記されていない限り、参加者は対等である。親と子という非対称が存在する場合は、持ち回りにするのが普通。ここで言う「対等」には、イカサマの実行も含まれる。
  • ルールに明記されていない限り、イカサマを発見された参加者はどのような制裁を加えられても文句は言えない。
  • イカサマは、その現場または動かぬ証拠を押さえない限り、参加者個人の技量であるとみなされ、どれほど疑わしくても黙認される。
  • ある参加者が、そのゲームでイカサマが発生している疑いがあることを宣言した場合、その証拠を見せるか、イカサマの現場を押さえないといけない。疑いを表明した参加者が証拠を提示できない場合、その参加者に対して、イカサマを発見されたときと同等の制裁が加えられる。
  • ルールに明記されていない限り、たとえ口約束であってもギャンブルの支払いをとぼけることはできない。支払いを滞らせた者は、以後ギャンブルへの参加を認められなくなることによって、支払いへの強制力が発生する。

もしかすると自然法や戦時における国際法もこんな感じで成立していたりするのだろうか。