カネゴンがかなり昔読まされるはめになったマクロビオティック本の数々【何をしとったおれカネゴン】。西海岸あたりのナチュラルなんとかブームはたぶんこのあたりが火元だったりする。この辺を押さえておくとダーマとグレッグが倍楽しめるかも。

それらの桜沢如一の著作の中で一つ覚えているのが「生物の体内で常温の元素変換が発生しているのではないか」という仮説のこと(さすがに断定口調ではなかった)。曰く、カニは周りにカルシウムがまったくない環境であっても脱皮して立派な殻を形成することができるが、これはカニの体内でナトリウムがカルシウムに変換されたからではないかと予測していた。実際のところ、これはどうなのでしょう。元素変換などせずとも、カニの体内に元からあるカルシウムだけで十分やっていけたりするのでしょうか【未だひきずるおれカネゴン】。