英語の形容詞「equal」には比較級や最上級がないのだそうだ。確かに「もっと等しい」「もっとも等しい」と表現する意味がないので納得。例外として、ジョージ・オーウェル動物農場のラストで、「実は平等ではない(特別扱いされている)」という皮肉の意味で、論理的には無意味な「more equal」という言い回しがわざと使われていて、今でもしょっちゅう引用されるぐらい有名らしい。検索したらRFC3757の冒頭にまであった。

「equal」がそうなら、もしかすると「even」や「equivalent」なども本当は比較級や最上級がないかもしれない。検索して見つかったものは全部オーウェルのもじりだったりして。