NHK BS をつけると、大学対抗のチアリーディング大会みたいな番組をやっていた【見つめる先はおれカネゴン】。カネゴンはチアリーディングというと20年以上前のYMCAとかヤングマンみたいにボンボンを単に振り回すようなものしか知らなかったのだけど、いつの間にかマルチスレッド プログラミングにも匹敵する恐ろしく高度でシステマチックなものに変わり果てていた。チアガールたちが一糸乱れず巨大な人間ピラミッドを瞬時に作り上げ、頂上のチアガールが身体を「捻りながら」斜めに頭から落ち、それを下ですかさず「逆さに」キャッチするなどのキビキビした離れ業が同時かつ次々と、しかも硬い床の上で繰り広げられていて、他人事ながらはらはらせずにいられず。プロレスより遥かに見ごたえがあるというか、喜び組もかくやと思わせた。これが何かの間違いでオリンピック競技になったりしたらさらにエスカレートし、確実に死人が出そう。もしくは新しい処刑方法として導入されたりしたらどうしよう。