1000人に一人は嘘を見抜くのが驚異的にうまい

遠くない将来、こうした実験が1000種類ほど行われた後には、生まれ来る子供達にびっしりと適性テストが実施され、本当の自分とかを求める余裕もないぐらい「あなたは〇〇にしか向いていません。これ以外の職業には就かないでください」とドーンと適性を宣告されるようになったりするだろうか。これを数世代繰り返すうちに、生まれによらず適性だけに基づいた新型のカースト制度が生まれたりするだろうか。
問題は、適性とそれに見合った雇用の確保がまったく別であることで、アーティストとかが5割を占めたりしたら経済がマントルまで沈降してしまいそう。それを防ぐために、苦肉の策でテストの結果にかかわらず1000人のうち999人は「あなたは奴隷に向いています。これ以外の職業には就かないでください」というねつ造された結果を渡すはめになったりして【畑の肥料のおれカネゴン】。
そうこうしているうちに、職業に過剰に適応した結果隕石とか落ちてきたときに機転が利かなくなってしまいそう。