例の人間の本性を考えるを少しずつ読み進める。まださわりの部分に過ぎないけど、おそらく近年で最も人類に厳しい内容の本の一つ(翻訳調)。誠に残念ながら、ガタカで描写された世界は確実に到来することを痛感。惜しむらくは特に冒頭部の翻訳が硬いことと、喰いきれないほど盛りだくさんな内容がだらだらとエッセイっぽく書かれているために要点を取りにくいこと【理解が及ばぬおれカネゴン】。箇条書きやハイパーリンクや各種図版を活用してこの本の要点を簡潔にまとめた別冊が欲しいと思ってしまった。せめて各章ごとに「まとめ」があるとありがたい【自分で書きこめおれカネゴン】。この本の内容を半端につまみ食いして「あるある大事典」あたりで気楽に流したりして誤解する人が続出したら大惨事になりそうなので。

この内容を正確に世に広めるために、いっそのこと「マンガ: 人間の本性入門」でも可とする(タイトルはもう少し捻ること)。おそらくあさりよしとおならやってくれるのではないかと【すかさず寝て待つおれカネゴン】。