働くことの悲しさ」(from 借力さん)が沁みる。

働くことには、そのほとんどがやりたくないことだという悲しさがある。それと同時に、もう一つ別の、そしてもっと深い悲しさが働くことにはつきまとう。それは、自分には能力がないのだという圧倒的な現実を思い知らされることである。

働けば、自分の能力の限界という不幸をつねに感じる。仕事がうまくいかないのは、場合によってはまわりのせいでもあるが、結局はほとんどの場合、自分の実力がないからだという否定しようのない事実を、ほとんどの人がつきつけられる。

フリーターは、「やりたいことがみつからないと働けない」という。しかし、それはまちがっている。「働いてみないと本当にやりたいことはみつからない」のだ。

カネゴン初めて、自分が一人ではないような気がしてきました【わしらもおるがおれカネゴン】。