そうなるとカネゴン悪い想像が止まらない。気候が激変して農作物が地球規模で壊滅的な打撃を受け、人類がもう一度創世記からやり直さなければならなくなったりするのだろうか。7年の豊作の後に7年の大飢饉が訪れ、飢饉のあまりのひどさに豊作のことが思い出せなくなるほどになると、それに備えて賢くも食料を備蓄し、かつ資源と軍備の豊富な国に他の国が頭を下げて食料を買い求め、金がなくなったら家畜を差し出し、家畜もなくなったらフィギュアやヴィンテージのギターや家宝の伊万里焼や秘蔵のビデオを差し出し、それもなくなったら土地ごと人間を奴隷として差出し、すべての人民とあらゆる富をどさくさに紛れてちゃっかりパロのものにしてしまうような究極の寡占化が起こったりするのだろうか。その前に大陸があらかた氷漬けになり、皆こぞって南の島に殺到したりするだろうか【乗船できないおれカネゴン】。こういう事態になっても経済システムは動くのかどうか、資源を持つ国は鎖国より貿易を選ぶのか、そこのところが知りたい。