以前meadow(Windowsで動く万能エディタemacs)をインストールしたとき、フォント表示のあまりの汚さと設定の面倒臭さに即放棄したことがあった。どうしてもmigemo(日本語インクリメンタル検索)を使いたくて仕方なく今回meadow2を導入してみたのだけど、ネット上の設定情報はmeadow1.xのものがほとんどで、しかも環境に依存しまくっていて、フォントを変更するだけのことで大騒ぎとなる。

このときたまたま設定済み Meadow を使ってみようを見つけたのでインストールしてみるとこれが実に快適。migemorubyではなくC言語で書かれたdllが導入されているし、うらめしいほどファイルの多いcigwin(Windows上のunix環境)に依存していないので単体でインストールして即使えるというのがありがたい。特に必要ではなかったけどメニューもすべて日本語化されているし、肝心のフォントもShift+マウス左クリックで即選択でき、しかもその設定がその場で保存される。何もかも既に設定済みなので、普通ならすぐ汚くなってしまう.emacsファイル(設定ファイル)に何も書き込まれておらず、とても気持ちがいい。その代わり素のmeadowよりも大分重いけど致し方なし。meadowを初めて使う人はもちろん、meadowを既に使っている人でもこれに入れ替え、ここから余分な機能を削除する方がいいかもしれない。

追記: 昨年5月の自分の日記に「設定済み Meadow を使ってみよう」のことが既にメモされていたことに後から気付いた【モズのはやにえおれカネゴン】。うう。