その合間にプログラマの数学を読み終わる。結城さんも数学的帰納法について納得できなかった時期があったという記述に親近感を覚える【ただの迷惑おれカネゴン】。カネゴンも長らく、証明のステップ2で「P(k)が成り立つならばP(k+1)が成り立つ」とするときに、証明の終わっていないP(k)を前提に置いてもよい理由が納得できていなかったのだけど、この本の前のページにあった「AならばB」という含意について説明されている箇所をもう一度読み直してみて、Aが偽の場合はBが真であろうと偽であろうと「AならばB」という含意全体は真になるということに気付いて、生まれて初めて数学的帰納法をすっきりと納得できた【万年蓄膿おれカネゴン】。この本にそう説明してあったわけではないのだけど。