Elements of Styleに、「文章を書くときの秘訣は一にも二にも自分に正直に書くことです。自分を偽って書いたところで絶対長続きしません。」とあったのだけど、カネゴンが自分の本音を正直に書いてしまったら世界中から轟々たる非難が集中してカネゴンが消滅してしまうのではないかという心配が頭から離れないため、今日も偽りの文章のみを書き記してしまう【捨て身になれぬおれカネゴン】。ここから先は推測も含まれるのだけど、カネゴンのであろうと他人のであろうと、本音はびっくりするほど類型的で、悲しいほどにパターンにはまっていたりする。2ちゃんの書き込みで読ませるのは、本音をびしばし書いている文章ではなく、むしろ本音を巧みにはぐらかした書き込みだったりする。カネゴンとしては、世界中の人々がもっともっと本音を偽り、演技と演出で武装した文章を書くようになって、演劇的な未来社会を構築してみてもいいかもしれないとこっそり思う【本音でないとはおれカネゴン】。