たいていの人が子供の頃に世話になったシッカロール(登録商標)などのベビーパウダーは一体何でできているのだろう【似合っておるぞよおれカネゴン】。
シッカロールの起源によると「亜鉛華40%、タルク40%、澱粉20%」とある。このタルクという物質の名前を初めて見たので何かと思ったら滑石だった。本の表紙をつるつるさせるのと同じ物質が入っていたとは。

主成分の亜鉛華はほとんど一つ覚えのように皮膚病に処方される定番の薬剤で【ちゃんと塗らないおれカネゴン】、他にもゴムを柔らかくしたり陶器の釉(うわぐすり)や顔料などの工業用途にも使われているらしいのだけど、それが亜鉛の何なのかがよくわかってなかった【あんたあの子のおれカネゴン】。検索してみると亜鉛をただるつぼで熱しただけらしい。白亜鉛粉とも言い、

亜鉛華は、酸化亜鉛からなる無毒性の白色顔料で製造法や金属亜鉛の純度により白から灰色となる。殆ど総べての顔料と併用が可能で耐光性、耐熱性に優れる。また油の乾燥や硬化を促進し塗膜の硬化を向上する役目もある。

とある。