とあるきっかけで統計の本を読みかじり、旧約聖書にも似た妙な感動を覚える。世に言う「科学的に」という言葉を裏付けるものが本来の統計なのだと思うのだけど、一見無味乾燥に見えて実はやっていることがこれほど人間臭いものだとは思わなかった。統計というメソッドは数学的な基礎の上に確立しているけど、それを使う人を(特に裏付けることなく)信じるという行為は、それとはまったく別であることを痛感。数学の本の中でも統計は何となく地味な気がしてあまり真面目に目を通していなかったことを後悔【得意技とはおれカネゴン】。
指導者なしで統計を独学で勉強するのは、通信教育で空手を習うようなものなのだろうか【明日がないとはおれカネゴン】。