たけくま人生相談から長谷邦夫氏の書き込み:

ぼくは酒・酒場のだらだらを除くと切り替えは早い方です。これは、長年の赤塚との仕事と自分の仕事の二重生活のせいだと思います。

でも、これって自分の欠点だと思っています。ぼくらのような仕事では、切り替えがきかない人のほうが面白い仕事をしているような気がします。

脳の中では、ぼくも実はウダウダしているはずです。その時間が長くないと、新鮮な発想は生まれないように思う。

で、またしても関係ないことを書いてしまう【バイオレーションおれカネゴン】。
二分法に陥る危険を承知で書くと、人は切り替えの早い人(機転の利く人)と遅い人(機転の利かない人)とに大きく分けられるらしい。この性質が生まれ付いてのもので根本的に変えることが困難だと仮定して、これに合わせて早いうちから職業を狭めるようにしたらどちらもまんべんなく幸せになれるだろうか。
似たような話になるけど、各自の気質や特性に対してびっちりと隙間なく最適化された職業を選ぶことは本当にいいことなのだろうか。逆に、よほど特殊な職業でない限り、どの職種にもさまざまな気質と特性を持つ人が適度なばらつきをもって散らばっているのがむしろ普通だったりしたらどうしよう。その人の気質によっては、その職種で多少余分に苦労するようなことはあるかもしれないけど、自分の気質や特性に対して水も漏らさぬほどに最適化された職を選ばなければならないような強迫観念に取り付かれていたのはどうやらカネゴンただ一人だったらしい【不安の根源おれカネゴン】。