かなり前、ベルグソンの「笑いについて」という本を頑張って読んでみたことがあるのだけど、(おそらく翻訳の固さで)その本自体がちっとも面白くない上に、機転の利いた面白いことを言えるようにもなれなかった【クラスの隅でおれカネゴン】。笑いの種類をあれこれ分類しているのだけど、笑いを分類してもネタが捻り出せるようになるわけではなかったりする。
笑いについての理論は、未だに色川武大この一言を超えるものをカネゴン知らない。

笑いを堪えられないほどおかしくてたまらないことは、実は最も恐ろしいことでもあるのだ。