カネゴンが浅墓でした【薄くてペラいおれカネゴン】。
社会設計学を成立させる前に、人間の欲望がどのように振舞うかを数学的に厳密に表現できる、欲望物理学とでもいうべき学問がまず成立しなくてはならないことにやっと気が付く。もし既に同じような学問があればそちらを使ってもらいたいのだけど、現時点では実験心理学とかマキャベリあたりに成果が分散してしまっているように思える。
何でもいいのだけど、たとえば:

女性は、若くて美しくて金と才能を持っている女性に対して決して寛容にならない。しかし、その恵まれた女性が手に入れられない幸せ(家庭を持つとか子供を作るとか)を自分たちが手にしていることを知った途端、そうした恵まれた女性に対して寛容になる

欲望物理学(と書くとDevoのアルバムタイトルみたいだけど)においては、こうした重要な基本原理をいつまでもあいまいな文学的表現にとどめておかず、数学的に厳密な表記を行い、徹底的に実験を繰り返して一般性を獲得しないことには、社会設計学の成立も危うい【無能の人おれカネゴン】。