例の「戦争の科学」にあった記述をやっと思い出す【精根使っておれカネゴン】。

ヨーロッパが大航海時代に突入する頃、バスコ・ダ・ガマを始めとする冒険家が船員を募集するのは大変難儀だった。当時、「船が赤道を越えた瞬間、黒人に変身してしまう」という迷信が広く普及していたため。

大砲が発明された当時、工作精度が低いためにしょっちゅう爆発しただけでなく、当時のヨーロッパでは物体の運動に関する認識が迷信に支配されていたため、さっぱり命中しなかった。
当時のヨーロッパ人は、物体を宙に向けて発射すると、途中まで完全にまっすぐ飛び、飛ぶべき距離を飛び終わった途端にそこでピタリと停止して真下に落下すると信じていた。

当時のヨーロッパ人は誰もキャッチボールをしたことがなかったらしい【慰め得るとはおれカネゴン】。