世界でもっとも美しい10の科学実験』という本を読んでいて突然、カネゴンはこれまでエラトステネスを「エラストテネス」とずっと間違えて覚えていたことに気付く【ストトントノスおれカネゴン】。
そのエラトステネスの有名な「地球の大きさを測る実験」の項で、実は古代中国でも緯度によって太陽光線の角度が変わることが知られており、これを元にすれば天の高さを測定できるはずだという推測まで行われていたことをついでに知る。ここから先はカネゴンが勝手に補うのだけど、仮に地球が平面で太陽は天球すれすれに動いているとすれば、太陽までの距離を三角法でも比例でも使って算出すれば古代中国人でも天の高さを概算できるはず。
カネゴンとしては、小学校だか中学校だか高校だかでも、地球の大きさと同時に天の高さについても生徒に算出させてみて欲しい気がする。地球が平面という仮定が科学的に間違っていると却下するのは簡単なのだけど、大人の言うことを鵜呑みにさせず、同じ測定結果に対して敢えてまったく異なる前提を大胆に導入してずんずん先に進む訓練があってもいいように思う【行き着く先はおれカネゴン】。