評判の地に落ちた官公庁・公務員の信頼を取り返すために、「同僚の悪事を密告した人にだけ出世・昇給を行う」ということにしたら、何千年ぐらい問題なく機能するだろうか【密告社会おれカネゴン】。
アルバイト/派遣/外部業者からの密告については、代わりにプロパーに取り立てることで報いる。
告発された場合、裁判所かどこかで必ず反論の場を与えられる。十分な証拠がなく、告発が濡れ衣という結論に至った場合は逆に密告者が追放されるようにしておけば、どっちに転んでも余剰人員が面白いほどざくざく削減できたりしそう【余剰人員おれカネゴン】。
職場の和を重んじて密告できなくなることを防ぐために、密告しないでいるとアップダウンクイズのゴンドラのように給料が初めはゆっくりと、やがてぐんぐん勢いを付けて下がっていくようにするとマッチベター。
カネゴンは常日頃から、「みんなが欲をかけばかくほどうまくいく」システムが一番メンテナンスフリーで機能すると信じています。
問題があるとすれば、すべての公務員が同僚の不正の証拠を入手するのに懸命になる余り本業を忘れそうになることかもしれない。
このとき、「失敗を告発することはできない」という但し書きを付けるのがたぶん大事。