1月には集英社から新書が出ます。師と仰ぐ越智道雄先生との対談でアメリカの歴史と大統領についてです。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20081121

カネゴンの推測が当たってた【たまに当たるとおれカネゴン】。
かつての映画宝島に最も頻繁に寄稿し、当時まともに知られていなかった多民族国家アメリカの実態とそれが映画に与えた影響についてカネゴンの開いたまま閉じた眼を再びこじあけてくれたのが当時の越智道雄先生だった。映画宝島は何回繰り返し読んだか思い出せないぐらいカネゴンの血肉になっています。
あと、越智先生の原稿ではなかったのだけど、「プロレスは少数民族の祭典だ」みたいなタイトルの名文も映画宝島に載っていて、越智先生の視点をプロレスにまで展開した編集者の腕にカネゴン感じ入ってしまった。理想の国語の教科書にぜひとも収録したい名文。
今やトップブロガーと言ってもよい町山さんからは想像もつかないのだけど、かつてカネゴンも愛読していたファビュラス・バーカー・ボーイズ対談(SFオンライン掲載)が、「何を書いてもネットからまったく何の反応も得られなかったから」という理由でさみしく連載終了してしまったことがあった。カネゴンもそれを見て慌ててメールでファンレターを送ったりしたのだけど間に合わず、残念至極だった【土壇場対応おれカネゴン】。