噂の「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」を半分ぐらい読む【数日かかるおれカネゴン】。
映画秘宝で即連載開始できるぐらいに文章が見事。さまざまな批判の巻き起こり具合が、経済学のそれととても似ていることに気付く。経済学と生物学は決着がつけがたいという点で似た者同士ということでよいだろうか【そして寝るとはおれカネゴン】。
旧約聖書ガリレイの著作を見てもわかるように、文章が飛び抜けてうまいということは、その内容とは無関係に必ず騒ぎを巻き起こす。
だとすると、世間をどれだけ騒がせるかという点に着目すれば、文章のうまさを定量的に測定することが可能になるかもしれない。騒ぎの結果生じた死人の数で数えれば最も客観性が高い【卒塔婆の山とおれカネゴン】。