雑誌「Newton」で透明標本というものを知る。ホルマリンに漬けた後、特殊な酵素で処理すると、内臓どころか骨まで透明な立体標本となる。この技法により、骨格標本ではわからなかった生前の骨の接続の様子などが続々と明らかにされているらしい。たとえば、ハツカネズミは子供のうちには指に骨がなく、大人になってやっと指の骨ができることが透明標本化で判明したとのこと。
中でも眼球を透明にするのは難易度が高く、数ヶ月かかることもあるという。カネゴンやっと自分らしい葬られ方を見つけることができました【轢死の場合もおれカネゴン】。
もしかすると、今後ノーベル賞を取った人は死後もれなく無料で透明標本にしてもらえるかもしれない。