発生・再生科学総合研究センター哺乳類生殖細胞研究チームの斎藤通紀チームリーダーらは、精子卵子のもととなる始原生殖細胞の誕生にかかわるシグナル機構を解明し、その原理に基づいて、試験管内で高い効率と再現性で、マウスの胚体外胚葉から始原生殖細胞を誘導することに世界で初めて成功しました。十分な量のBmpシグナル分子を与えると、胚体外胚葉はほぼすべて始原生殖細胞に分化したことから、ES細胞やiPS細胞をまず胚体外胚葉様細胞へ誘導できれば、始原生殖細胞様細胞を形成できることが示されました。さらに、誘導した始原生殖細胞を、生殖細胞を持たない新生マウスの精巣に移殖すると、健常な精子の分化を経て、子孫を形成することを証明しました。

http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2009/090501_2/index.html

再生医療に多大に貢献する成果。いつの日かカネゴンの首を再生してこの忌々しい首と差し替えることもできるようになるかもしれない【おんなじ首におれカネゴン】。