昨日コメント欄で教えてもらったヴィトゲンシュタインのパラドックス:

規則は、行為の仕方を決定することはできない。
なぜなら、いかなる行為の仕方も、その規則と一致させることが可能だからである。

http://blog.livedoor.jp/enjoy_math/archives/50637026.html

この種の文章にありがちなのだけど、ひどい悪文だったりする。頭の中で「つまりこれは...ということなのね」と言い換えることを強要する、因数分解の必要な文は、カネゴンにとっては悪文です【理解に問題おれカネゴン】。とりあえずカネゴン用に書き換えておきます。

どんなルールを設定しても、そのルールを破らずにめちゃくちゃなことを実行できてしまう。

ということは、すべての法律や憲法の条文もこのパラドックスから逃れることはできず、法律の裏を欠いて暗躍する人物や組織の出現を阻止することはできないということで合っているだろうか【憲法解釈おれカネゴン】。法律や憲法を徹底的に記号化したら、少しはましになったりするだろうか。