カネゴンが愛して止まない片山杜秀の単行本(「片山杜秀の本(1)音盤考現学 (片山杜秀の本 1)」と「片山杜秀の本(2) 音盤博物誌」)をたまたま書店で見かけて即買い。いつの間にか何やら受賞していたらしい。
いつも通りの強引な展開が楽しくて仕方がない。小見出しに「おれたちゃもどきさ声もどき」と書いたりするような趣味丸出しも健在。クラシックのことを何一つ知らなくても問題なく楽しめる一冊【身をもて示すおれカネゴン】。
こういう文章は、たとえ批評として万一機能していないことがあろうとも、実はものづくりには非常に役に立つものであるとカネゴン信じています。極端に言えば、ここに書かれていることが本当かどうかは実はどうでもよかったりする。