カネゴンが先祖をたてるようになったきっかけは、繭(中学校)のときに読んだオカルト本の囲み記事だったりした。

君たちの後ろにはいつも先祖の背後霊がついていてくれている。しかし君たちが勉強や仕事を怠けたりすると、先祖たちはだんだん君から離れていってしまうんだ。

しばらくはこのことを忘れていたのだけど、人生が何度か青森県になったときにこれらのことが付かず離れず思い出されるようになってしまい、以来カネゴンは一挙一動を先祖に見られている気がするようになった。考えてみれば、勉強や仕事を怠けていれば、先祖以前に周りの生きている人間が離れていくだろうし。
その後カネゴンなりに理論を発展させ【fartな理論をおれカネゴン】、先祖には生きている者も死んでいる者も含まれるという複素数的な拡張を施したことですべての先祖と生きている人間どもを同一のガウス平面に配置できるようになり【第四象限おれカネゴン】、「(人・物にかかわらず)生きていく上でのあらゆるしがらみ」を先祖と再定義することでさまざまなオカルトがらみの副作用を除去し、何とかここまでやってこれました【やはりわしらをおれカネゴン】。