滑らかな関数であるということは、この関数を音源とすることも可能になるわけで、このエントリではそれをやってみようと思う。「アリメト」に出てきた「ゼータ変奏曲」みたいは芸術的な旋律は無理だけれど、とりあえず音を鳴らすことはできる。

http://riemann.bakfoo.com/math/?id=5

この「ゼータ変奏曲」というのは何だろう。
数列や式を音楽に変換する試みはときどき行われるのだけど、こういうときにどうして皆いつも数列や式を周波数の時間変化にしか変換しないのだろうか。パルスの濃淡や音量の大小、フィルタの深さなど、数値化可能な音楽のパラメーターは周波数以外にもいくらでもあるし、それらを組み合わせれば多次元の変化を表現できるのに、なぜか周波数以外についてはまず関心を持ってもらえない。どなたか複素関数も含めたゼータ関数を野性味あふれるドラミングで表現していただけるとありがたいのだけど【吹き矢と槍とおれカネゴン】。