タレコミより。

プリンストン大などが、圧力をかけると電気を発生する圧電素子シリコーンゴムのフィルムの上に生成することに成功した。このフィルムは人間の体に埋め込んだりはり付けたりでき、呼吸や歩行の運動から得た電力で携帯電話や心臓ペースメーカーなどを充電することも期待される。専門誌「ナノレター」電子版に発表した。

 圧電素子は、ガス台の点火装置や圧力センサーなどに広く使われているが、材料は硬いセラミック。製造にも高温が必要で、プラスチックやゴムの上に作れない。

 そこで研究チームは最新の半導体製造技術を応用。高効率の圧電素子に使われるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の薄膜をシリコーンゴムの上に「印刷」し、圧電素子の性質を示すことを確認した。

 美容整形などに使われるシリコーンゴムは軟らかく安全で、体に埋め込んだりできる。チームは、実際に電力を取り出して携帯電話などを動かす実験を準備中だ。

 論文によると、人間が呼吸するときの肺の運動では1ワット程度、歩くときに足の底が床を踏む運動では67ワットほどのエネルギーが発生する。後者の1〜5%を回収できれば携帯電話程度は使えるという。

 JR東日本は、自動改札を通る乗客が床を踏むときのエネルギーを圧電素子で取り出す「発電床」の実験をしたことがある。

http://www.asahi.com/digital/mobile/TKY201002270122.html

この素材が身の回りに満ち溢れて100円ショップでも気楽に買えるようになり、21世紀に生まれた子供たちが一挙一動を無駄なく電気に変換するのが当たり前になってエネルギーバランスとパワーバランスを根底から覆す日が来るのをカネゴン心待ちにしております。
真面目な話、発電量を自らにフィードバックしながら毎日練習すれば、簡素な発電素子だけでびっくりするぐらい発電術が上達すると想像できる。
その頃には、道を歩いていておなかが空いたらせんだみつおのように跳びはねまくって電気を起こし、道端の電気銀行で換金して食べ物を購入するというのが日常の光景になるとカネゴン断言いたします。
そうなれば使い道のない人間でもそうやって電気を起こし続けるだけで世のため人のために着々とその身を役立てることができるようになるのではないかと【今から備えるおれカネゴン】。
そしてもちろん、事前の放電を忘れてうっかり互いに握手をすればバビル二世とヨミのごとく電撃がほどぱしり、年末ともなれば街のあちこちで酔っぱらいが宴会芸で電撃を打ちまくる光景が恒例行事となってNHKローカルニュースに微笑ましく映し出される【かりっと焼けたおれカネゴン】。