だとすると、現行の死刑執行方法のままでは、殺人犯は殺せる人数めいいっぱいまで殺すことが合理的行動となってしまうということでよいだろうか。
こうした事態を防ぐためには、罪の重さに応じて死刑の方法をバラエティ豊かに重み付けすることが私たちの急務ではないかと思われる【刑と罰ならおれカネゴン】。以下軽い順に。

  1. 薬殺
  2. 絞首
  3. 斬首
  4. 高速で回転する電動ノコが足の間から頭の方へとゆっくりと抜けていく
  5. 高速で回転する巨大グラインダーで足の方から少しずつ上のほうまで削り上げていく
  6. 首から上を生かしたまま身体をまんべんなく生体実験に活用する
  7. 首から上を生かしたまま身体を一流の板前が見事な活造りに仕上げる【わさび醤油とおれカネゴン

法務省のWebページに、アバターがかすむほどの豪華なCGでこれらの刑のサンプルを置いておき、いつでも参照できるようにしておくと、インセンティブの不整合をどれだけ是正できるだろうか。