カネゴンは以前から「主流派気分を捨てる」ことを提唱しているのだけど、もう少し詳しく書く【出し抜けさんとはおれカネゴン】。
ある人物が主流派に属していると、金やら人脈やら機会やらに常に優先的に恵まれるため、最早能力は必要とされない。なぜなら主流派とは「能力がなくても生きていける場所」だからだったりする。
従って時間の経過に伴い、主流派には能力のない、みのもんたの息子みたいな人物が必ず増えていくことになる。
ひるがえって少数派は厳しい環境におかれるがゆえに、能力がないと生きていけない。能力のない者が摘み取られてしまうがゆえに、時間が経過するに連れて、少数派には能力のある人の割合が増えることになる。
かくして、主流派はいつの日か必ず少数派に寝首をかかれるか母屋を取られるかすることになる。そして面白いことに、このサイクルを押しとどめ、主流派が永遠に主流派であり続けるようなメソッドは本質的に存在しない。
しかもこのプロセスは韻を踏むことはあってもまったく同じに繰り返されることはまずありえない。なので、外的な理由によって大量絶滅でも起きない限り、必然的に生物学的多様性への道を歩むことになる。
こんな壮大かつ絶妙かつ永遠に止まることのないピタゴラスイッチを実装して最初のひと押しをしたのはいったいどこのどなたなのだろうか【宇宙創世おれカネゴン】。