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その点では、お金というのものは数少ない線形性の化身になれそうに思えなくもない。倍のお金があると倍のものが買えるのは確かなのだけど、所持金が倍になると幸福感が倍になるというものでもないこともわかってきてしまっている。
同様に、借金が十倍になれば十倍不幸になるわけでもないらしく、数十億の借金を抱えている人はどちらかというと人生を十数倍エンジョイしているようにしか見えなかったりするうえに、債権者が何くれとなく気を遣ってくれたりもする。
この7万5000ドルという額がどうやら「仕事のストレスや仕事につぎ込む時間の長さ」と「稼いだお金で買える物や体験」が相殺しあうようになるしきい値となっているようです。
http://gigazine.net/news/20100907_money_buys_happiness/
それにしても、この一文がいかにも「私を微分方程式にしてください」と小さな妖精が眼をうるうるさせて頼み込んでいるように見えませんか【する手がないとはおれカネゴン】。国際単位系に通貨が組み込まれたらカネゴンもやってみようかしら。