カネゴン脳を輪切り鑑定した結果、視覚の中心である後頭葉はむっちり詰まっていたものの、判断力と注意力と気配りと統合を司る前頭葉の皺にスカッと爽やかな隙間が空いていると診断される【建てつけ悪いおれカネゴン】。振り返ってみれば、カネゴンは日記を書いていないときは何も考えていなかった。とはいうものの、もしかしたら医者にからかわれているかもしれないので油断できない【お礼参りのおれカネゴン】。