関係ないのだけど、もしかするとポル・ポトだかクメール・ルージュさんたちがやったことというのは、「難しい本が読めない人たち」に代わって「難しい本を読める人たち」を成敗して回ったということだったのだろうか【逆賊必然おれカネゴン】。彼らが「難しい本を読めるようにする(難しい本をやさしく書き直すことも含む)」という発想にまったく思い至らなかったのは、金であれ知恵であれそういうものを独り占めしている人たちに復讐することに夢中になってしまったからなのだろうと推測。つくづく、仕返しはどんな行為にもまして中毒になることを痛感。
カネゴンがこれまで読んできた漫画から想像する限りでは、住み心地のよい都市部を一歩離れてみれば、インテリがどれほどひどく憎悪されているかを嫌になるほど痛感できそうな予感。「難しい本を読める人たち」は、自分たちが思っているより遥かにディープに「何をしでかすかわからない連中」と思われている。