カネゴンが愛読していた学研あたりの半分怪しい宇宙科学の本に「クエーサーの距離はハッブルの法則に合っていない」としてビッグバン宇宙論への反論があったのだけど、今でもホールトン・アープなど一部の天文学者が細々と反論を続けているらしい。

このように、ほとんどの研究者はクエーサー宇宙論的距離にある天体であると考えているが、クエーサーが近距離にあるという証拠を挙げている研究者もごく少数はいる。このような立場をとる代表的な研究者はホルトン・アープで、彼は近距離にある通常の銀河と相互作用を起こしているように見えるクエーサーを数多く撮影し、そのような銀河のカタログを作成している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC

先日買った「NEWTON」によると、宇宙の距離を図る"中くらいの"ものさしとしてセファイド型変光星が非常に重要であるとのことなのだけど、ところがセファイド型変光星で推測した(としか言いようがない)距離がまだまだ誤差をいっぱい含んでいるという指摘もあり、ほかに手頃なものさしがないから仕方がないとは言え、カネゴンアイにはこのものさしが何とも頼りなく見えてしまう。将来このあたりでどんでん返しが発生するのではないかとカネゴン密かに期待【待てど海路はおれカネゴン】。