これも読書猿メルマガで知った、行動心理学の第一人者久野能弘氏のブログを発見。

誰もがある確率で障害者になりあるいは障害児を持つ可能性があります。
ということであれば、誰もが応分の負担をすべきなのです。負担の義務があると同時に支援を受ける権利もあるのです。それが福祉というものです。福祉は勝者から負者への一方的な恵とか施しであってはならないのです。

http://ykuno.jugem.jp/?eid=763

これはわたしがいつも繰り返し述べていることですが鹿の群れをライオンが襲うとき足の遅い鹿がライオンに食い殺されている間に鹿達は逃げおおすことが出来、それが生物界における自然の摂理だとされていますが仲間の鹿を救うために脚の遅いしかが犠牲にされることは心理学の世界ではあってはならないのです。食い殺される鹿に救いの手をさしのべることこそ応用心理学の目的であり願いなのです。生物学においては個人はDNAの単なる乗り物ですが、心理学では個人そのものが研究、操作の対象なのです。

小島先生も多くの著書でこれとまったく同じことを確率論をベースに展開していた。