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20年近くP-MODEL断ちしていた反動で、P-MODELと平沢進についていろいろ調べまくってしまう【ニコ動ジャンキーおれカネゴン】。
- 「ジャズが嫌い(特にトランペットの音が嫌い)」:平沢進が影響されたジョン・ライドンも同じくジャズを憎悪する発言をしていて、二人の初々しさにカネゴン何だか親しみを感じてしまう。
- 「ブルースが嫌い」:絶対にブルージーなフレーズを弾かないことに決めているとのこと。平沢進が尊敬するロバート・フリップがまったくブルースが弾けない(かつ嫌い)なせいなのかもしれない。なお、マンドレイク時代に1曲だけブルースを演奏した極めて珍しい音源をニコ動で見つけた。
- 「アドリブが嫌い」:初代キーボードの田中靖美は弾くフレーズを完全に決めていた。セッションやアドリブが嫌いで、セッションをやるとたちまち飽きてしまったとのこと。
- ピアノの音をまったく使わない。カネゴンの知る限り、ピアノの音らしき音が聞こえたのは、これまでわずかに2曲ほど(「オハヨウ」「Mercator」)、しかも単音のみをこっそりと。
- 「スタジオミュージシャンが嫌い」:P-MODELのメンバーチェンジは、常に非スタジオミュージシャンに対してしか行われなかった。実際スタジオミュージシャンのほとんどは音楽が好きなのではなくて演奏が好きなだけだったりするので。
- 実は初代メンバーを未だに愛している。初代メンバーの時代は(P-MODELの前のマンドレイク時代も含め)、毎週日曜に農工大で朝から晩まで練習していたそうで、アンサンブルの息が最も合っていた。
- 「ギターが嫌い」平沢本人もギタリストであり、しかもリトナーよりもはるかにシャープなリズムで演奏できるほどの力量があるにもかかわらず、まったくそれを売りにしないどころか、下手をすると自分のうまさに気付いていない可能性すらある。
- 「叙情だけしかない音楽が嫌い」:暴力的なものに叙情を混ぜたものでないと身体が受け付けないらしく、重症のプログレ患者であることがわかる。