どんな本だったかもう完璧に思い出せないのだけど、昔読んだ少年少女向け小説の一エピソードでこんなような話があった。

生前の父は、私の家には宝物が隠してあるとよく言っていた。
それが本当かどうかは未だもって私にはわからない。しかし、宝物が隠されていると思うだけで、家の中の何もかもが神秘と謎とどきどきに包まれて、素晴しいものに見えて仕方がなかった。

うまく言えないのだけど、優れた本リストは、そんなふうにあらまほしきと存じます。